症例:変形性膝関節症
80代女性
症状
歩行時、階段の昇り降り、椅子から立ち上がる時などに右膝内側が痛む
右膝の腫脹、熱感などの炎症反応あり
60代の頃に整形外科にて変形性膝関節症と診断され、それから度々痛みを発症。
痛みがあることで、出歩くのが億劫になっているとのこと。
大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の筋力低下が著しく、膝関節を支えることができなくなることで
膝への負担が増し、再々痛みがでてしまうという悪循環に陥っていました。
変形性膝関節症は膝を支える筋力が弱まってしまうと、日常のちょっとした動作で膝関節の捻挫を引き起こしてしまいます。
今回も立ち上がる動作の中で膝を捻ってしまい、炎症を引き起こしている状態でした。
施術
患部に高周波で電気療法を施し、その後アイシング
手技にて、骨盤の歪み、筋の緊張部位を解放し、身体全体のバランスを整えるように施術
歩行時に右膝関節内側に負荷がかからないように下腿の捻じれを矯正
包帯にて患部を安静保持できるよう固定
歩行時痛は初回で軽減
経過
週に4日通院していただき、その間包帯固定にて安静を保持しました。
翌週炎症も収まり、固定なしで歩行が可能となりました。
しかし筋力が乏しい為、大腿四頭筋の筋力アップを図りトレーニングを実施。
トレーニング直後は支えが強くなり歩行も楽になります。
筋力をつけるには2~3か月の期間が必要となる為、現在も施術後に継続してトレーニング中です。
膝の痛みにより、運動をあきらめていらっしゃる方は非常に多いです。
運動をあきらめることによりさらに筋力が落ちてしまうという悪循環になってしまいます。
当院では、膝関節の状態に合わせて負担がかからない正しいトレーニング法も指導させて頂きます。
また、EMS-indepth-(機械的筋肉刺激)により運動できる状態まで機械でトレーニングしていく方法もあります。
変形性膝関節症でお悩みの方は是非一度ご相談ください。
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アスワングループ ニシノ整骨院