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お知らせ 212 ビュー

春を迎えるにあたって

皆さんこんにちは!

久しぶりの投稿過ぎて、戸惑っています西野です。

 

最近の気温や天気の変化が著しく、2月中旬から特に不調を来す

患者さんが多かった印象でした。

 

この調子でいくと、春は例年よりも早くきそうですね。

その”春”ですが、東洋医学では季節によって体調の変化があることが記されていて、

その季節ごとに出やすい症状というものがあります。

春には、「肝」の症状が出やすいというものがあり、それは下図のような関係(五行)になっています。

東洋医学でいう「肝」は肝臓だけをさすのではなく、もっと広い意味合いを持ちます。

肝の働きが低下していると、気血の巡りが悪くなり、気持ちが落ち込んでしまったり、

わけもなく憂鬱になったり、イライラが強くなるなどの精神不安があらわれます。

 

もう一つ特徴的な症状は「張る」という症状です。

肝の気の巡りが悪くなってうっ滞すると血液もうっ滞し、特に肝の経絡である、

脇など体の側面やそけい部の張りや痛みがでたりします。

脇腹の張りや、生理前の胸の張り、腹部膨満感、首や肩こりなどがあらわれます。

 

これらの症状を改善する方法として、

春の旬の食べ物(春菊やたけのこ、さくらんぼ、セロリ、菜の花、ごぼう、アスパラガス、小松菜など)を

積極的に食べるというのがお勧めです。

春の旬の食べ物には肝の働きを改善させ、滞りやすい気血を巡らせる力のあるものが多いのがその理由です。

また、肝の働きを整えるには「酸味」も有効です。

酢や柑橘系の果物、梅干しなども合わせて摂るとより有効です。

 

また中医学の古典である「黄帝内経(こうていだいけい)」にも

「春はできるだけ早起きして活動を行うように」と書かれています。

日の出とともに大気中に自然の「陽気」(体を活発に動かすためのエネルギーのようなもの)が増えるため、

これを体内に取り入れることが春を元気に過ごすための秘訣である、というわけですね。

 

春に出てくる食べ物をよく取り、食卓に酸味も少し加えつつ、

春眠暁を覚えずということわざがありますが、早起きをして日の光を浴びるのが良いということですね!

 

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