頚部ヘルニア
2017.05.31
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症状事例:頚椎ヘルニア
『頚椎』という首の骨と骨の間にある『椎間板』というクッションが傷ついて飛び出している状態のことを頚椎ヘルニアといいます。
この『ヘルニア』とは、『本来あるべき場所から脱出(飛び出す)状態』を指す言葉で
その飛び出した椎間板が、『神経』に当たってしまうことで『神経』が本来の働きをできなくなってしまっている状態をいいます。
症状としては、首の痛みやコリ、肩や腕の痛み、肩甲骨辺りの痛み、腕のだるさ、腕から指先の痺れ、手の指先のみのしびれなどを生じます。
その為、お箸がもちにく、字が書きにくい、ボタンが掛けずらいなどの症状が出ることもあります。
50代 女性 主婦
自転車にて走行中、手元が狂い転倒し、
その後夜から肩から指先にかけての痺れと痛み
何をしていても痛みでたまらないと来院。
バランスをチェックし
テスト法にて
神経圧迫がおこっているのかを確認。
歪み部位を確認し
負担がかかっている場所を
特定していきます。
電気療法
ブロックによる矯正
手技療法にて
バランスを整え
歪みを矯正していきます。
初回治療後
肩から指先にかけての
痛みが消えまだ違和感はあるが
しびれも減弱している
とのこと。
その後テーピングで
組織の負担を軽減させるよう
処置を行いました。
二回目来院時
夜の痛みが落ち着き寝ることが
出来るようになったとのこと。
症状徐々に安定していき、
しびれも痛みも今は無く
定期的に体のケアに来て頂いています。
この方の場合
普段からの姿勢が
首にとても普段のかかる
状態になっていました。
生活習慣での
見直していかないと
いけない点やご自身の不安点を
一緒にお話をしながら
解決していき首だけでなく
身体全体の見直しを行い
痛みの出ない身体作りを一緒に
作っていきたいと思います。