靭帯損傷
2017.05.26
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柔道による靭帯損傷の治療例: 膝関節内側側副靱帯損傷
柔道の練習中に右膝を捻り負傷し、歩行が困難な状態で来院されました。
膝関節の損傷では、側副靭帯や前・後十字靭帯、半月板などいくつかの損傷部位が考えられるため、まず、腫脹の程度や圧痛部位を確認し、検査やテストをしていき損傷箇所を特定します。
この患者さんの場合は膝の内側に腫脹がひどく、内側裂隙部に圧痛があり、テストをした結果、内側側副靭帯損傷と判断しました。
当院では、靭帯損傷の治療は
①関節のアライメントの修正
②電気治療により疼痛の軽減
③アイシングによる炎症軽減
④手技療法による筋緊張の緩和、腫脹軽減
と治療していきます。
その後、損傷部位への負担軽減を図るため、テーピングを施します。
最後に湿布を貼り、包帯と副子にてしっかりと固定します。
こうすることにより、患部の安静が保たれ、治癒期間の短縮に繋がります。
来院時、疼痛により歩行困難だった患者さんも
、帰られるときは歩行時の負担が無くなり、痛みなく歩いて帰られました。
ニシノ整骨院では、他院にない包帯技術により患部をしっかりと安静保持させ、早く治るように治療していきます。